ゆる~く事故車について解説いたします★

山中などでみかける放置の車が「不動車」なのか?

ドライブをしていると、たまに放置されている車を見かける場合があります。何故、その場所に放置されているかは一概に判断できませんが、そこには必ず理由があるはずです。そんな放置された車に関する疑問を探っていきます。

廃車手続きの費用が払えない

今でこそ廃車手続き無料の業者が増えてきて、手軽に廃車できるようになってきましたが昔はあまり体制が整っていませんでした。なので、オーナーがどうすることもできずに放置してしまうのです。民事不介入で警察がなかなか対処してくれなかったり、ナンバープレートも車内の痕跡もないなどの状況で更に対処が難しくなってしまいます。その結果、誰もがその放置車の存在に気付いているにも関わらず何年も見て見ぬ振りされるという状況が生み出されます。
例え私有地に車が放置されても、勝手に動かすことはできませんし、自分の物にして再利用しても駄目です。もし何か動かした途端に所有者から訴えられると、負けてしまう可能性が高いのです。放置車は非常に厄介な存在だという認識が求められます。

盗難など事件に関わっている可能性

山中などに放置されている車は不動車である場合が多いですが、一概には言えません。やや恐怖感を抱きますが、盗難など事件に関わっている可能性も否定できないからです。事件に関わっている場合は、民事ではないので警察が積極的に動いてくれます。大抵、発覚を恐れる為にナンバープレートが外されていますが、いきなり放置車が発生したのであれば見て見ぬ振りをせず警察に連絡した方が良いです。ドアを壊して中を調べる行為はしていけませんが、窓から見て席に血痕が付着しているなど明らかに異常であれば事件の可能性が高いです。
もちろん、脇道に車をおいて何日も登山をしたり山菜を取る行動をする人もいるので、すぐに事件だと決めつけるのは良くないです。

具体的な対処方法

放置車は非常に迷惑ですが、対岸の火事ではなく自分と関係してくる可能性も否定できません。ある日帰ったら、所有している畑に謎の車が放置されているという状況もあり得ます。そんな時は、撤去を示唆する注意書きをフロントガラスなど見やすい部分に貼っておきます。定めた期日までに所有者が現れなかった場合は、業者に撤去してもらいます。何も注意喚起することなく撤去するのは駄目ですが、このように段階を踏めば100%悪くはなりません。
撤去するにしてもお金が何万円もかかるので、その後は所有者を見つけて争うという流れになります。しかし、なかなか所有者が見つからなかったり、所有者が見つかっても無一文、又は死亡しているなどスムーズに事が運ぶ可能性は低いです。結局、車は消せたものの費用は泣き寝入りという結末になる場合もあり、問題は根深いです。

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